目次
はじめに
こんにちは、Life_log です。
私は医療職として10年以上働いた後、「人生を悔いなく生きたい」という想いから、日本一周の旅に挑戦しました。
この記事では、なぜ旅に出ようと思ったのか、そして写真を撮る事への想いについて紹介します。
人生の最期を考えるきっかけ
20代後半を迎えた頃、ふと自分の「人生の最期」について考えるようになりました。
私はこれまで、人生の終わりに立ち会う機会が多い仕事をしてきました。
人生の最期には、恐怖や悲しみ、苦しみが伴うことが多く、本人が意思決定できたとしても、その人自身の生活背景や現実的な問題から「納得のいく最期」を迎えることの難しさを身をもって感じてきました。
同時に、生来健康であったとしても予期せぬ出来事により想定外の最期を遂げる可能性があること、いつまでも健康に生き続けられる保証がないことについて強く意識するようになりました。
そんな考えから、私は自問しました。
「自分が人生の最期を迎えるとき、何を思うだろうか」
もし人生の幕を下ろす事になるのであれば、できるだけ悔いなく生きたい――これは私にとって贅沢な願いです。
だからこそ、心の底からやりたいことに取り組み、その思い出を良い形で残したいと考えるようになりました。
Life_logという名前に込めた想い
このブログのハンドルネーム「Life_log」は、日本一周のためだけの名前ではありません。
生涯を通して経験したことや学んだことを記録として残す、そんな思いを込めています。
いつか、この記録を形として残せたら――それも目標のひとつです。
カメラとの出会い
大学生の頃、写真や映像に触れる機会があり、美しい風景写真に自然と惹かれました。
一瞬目に止まっただけなのに見入ってしまった事に驚きつつも
いつか「言葉では表せない感情を揺さぶる写真を撮りたい」――そんな思いでカメラを始めました。
社会人になってからも、カメラを通して人生を記録する価値はさらに深まりました。
こうした価値観を持てたのは、これまで出会ってきた方々のおかげである事は間違いありません。
その方達から学んだことを糧に後悔しない生き方をするためにも、カメラで人生を記録するという行為は私にとって大切なものとなりました。
新しい挑戦への一歩
社会人として働き始めて数年経過した際、過疎地域への数か月間の出張を経験しました。
地域ごとの小さな文化や考え方の多様性を肌で感じ、「もっと多くの場所を自分の目で見たい」と強く思うようになりました。
社会人7年目までは仕事と勉強に追われていましたが、人との出会いや経験から学べることに上限はなく、考え直してアウトプットする事で少しずつ視野が広がっていることを実感します。
仕事においてはまだまだ修行期間ではありますが、感受性が高く、体力のあるうちに、ハードな旅や転勤生活を送ろうと考え、「仕事を辞めて旅に出る」という決断に至り、日本一周の旅へと進むことになりました。
コメント